Spain : The Home of Olive Oils | スペインのオリーブオイル

原産地呼称

スペインではオリーブオイルの信頼性を高めるため、1970年代からワイン同様、製品の等級を示す原産地呼称制度を実施してきました。原産地呼称(D.O.)の認定を受けることによって、そのオリーブオイルは使用品種、生産地域、製造場所などが明確になるだけでなく、酸度、収穫、製造や貯蔵方法など、さまざまな厳しい条件をクリアした、品質の高いオイルであることが証明されます。現在は以下の31産地のオリーブオイルが原産地呼称の認定を受けています。


Aceite Campo de Montiel (アセイテ・カンポ・デ・モンティエル)

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コルニカブラ、ピクアル、マンザニーリャ、アルベキーナや地元固有品種から採取されたEVオリーブオイルです。フルーティで、苦味やスパイシーさなど、コルニカブラとピクアル品種固有の特徴が現れ、また、他品種による、ほのかなリンゴやアーモンドの風味を楽しむことができます。生産地域はシウダ・レアル県(カスティーリャ・ラ・マンチャ州)にある複数地域です。

規定酸度:
0.5%以下


Aceite de la Alcarria (アセイテ・デ・ラ・アルカリア)

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地元固有品種であるカステリャーナ種(ベルデハ)から採取されたEVオリーブオイルです。とてもフルーティで香りが高く、ハーブ、ヘーゼルナッツ、バナナの風味にわずかにスパイシーなアロマも加わります。

規定酸度:
0.7%以下


Aceite del Bajó Aragon (アセイテ・デル・バホ・アラゴン)

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2000年に認定を受けたD.O.です。クリアで、色は黄金色から深い金色まで様々なトーンを持ちます。苦味がなく、かすかに甘味があり、わずかに辛いのが特徴です。

主生産地:
アラゴン地方東部バホ・アラゴン一帯
指定品種:
エンペルトレ、アルベキーナ、オレア・エウルペア・L.品種のロイヤル。
エンペルトレは含有量の80%以上を占めなければならず、アルベキーナとロイヤルは20%を超えてはならない。
規定酸度:
1.0%以下


Aceite del Empordá u Oli de L´Empordá (アセイテ・デル・エムポルダまたはオリ・デ・レンポルダ)

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アルグデル、コリベル、ベルディアル(レイ・デ・カダケス)、アルベキーナ品種から採油されたEVオリーブオイルです。フルーティで、オリーブ特有の芳香が際立ちます。アーモンド、トマト、アニスシード、フェンネル、アーティチョークなど、さまざまな香りも楽しめます。

規定酸度:
0.8%以下


Aceite de Navarra (アセイテ・デ・ナバラ)

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ナバラ地方固有の品種アロニス種、アルベキナ種又はエンペルトレ種を90%以上使用したEVオリーブオイルです。複合的かつ、バランスが取れたオイルで、濃厚でフルーティな風味です。香りはグリーンオリーブからスパイス、完熟オリーブまで、幅広いアロマを楽しむ事ができます。

規定酸度:
0.5%以下


Aceite Montes de Alcaraz (アセイテ・モンテス・デ・アルカラス)

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主要品種はピクアル(別名サルガルとも呼ばれる)とコルニカブラですが、アルベキーナ、ピクード、マンザニーリャも使われます。ほどよいフルーティさ、苦味や辛味があり、わずかにリンゴとアーモンドの風味も加わった、バランスの取れたオイルです。色は黄金色から緑黄色まで、収穫の時期や栽培地域によって様々です。

規定酸度:
0.5%以下


Aceite de Madrid (アセイテ・デ・マドリッド)

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コルニカブラ40%以上と、マンザニーリャ・カセレニャ、ベルデハ、カラスケーニョ、ピクアル、ゴルダル・セビリャーナのいずれかを使用しています。オレイン酸を豊富に含みます。オリーブ本来の風味を損なわないよう採油されたEVオリーブオイルです。

規定酸度:
0.5%以下


Antequera (アンテケラ)

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オヒブランカ、ピクアル、又はマルテーニョ、アルベキーナ、レチン・デ・セビージャ、又はソルサレーニョ、ゴルダル・デ・アルチドナ、ピクード、ベルディアル・デ・べレス=マラガ、ベルディアル・デ・ウエバルから採油されたEVオリーブオイルです。主要品種はオヒブランカです。過度の苦みや甘みのないバランスのとれた風味が特徴で、誰にでも好評のオイルです。口に含むと軽いグリーンオリーブ、完熟果実、アーモンド、バナナ、グリーンハーブのアロマが広がります。生産地域はマラガ県のアンテケラ低地やコルドバ県にある複数地域です。


Baena (バエナ)

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1981年に認定を受けた比較的古いD.O.です。収穫は、手摘み、枝を棒で叩いて実を落とす方法、枝を機械で揺すり実を落とす方法などで行われます。 オイルは果実味豊かで花のような香りがあり、かすかな苦みもあります。

主生産地:
コルドバ県南東部
指定品種:
ピクード、オヒブランカ、ピクアル、レチンなど
規定酸度:
1.0% 以下


Baix Ebre-Montsia (バイシュ・エブレ=モンシア)

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4種類の原産種(モルーダ、モルット、セビジェンカ、ファルガ)から採油されたオリーブオイルです。軽い甘みがあり、バランスのとれた味が特徴で、アップルやグリーンアーモンドのソフトな果実風味があります。タラゴナ県のバホ・エブロ地域やモンシア地域で生産されています。


Campiñas de Jaén (カンピニャス・デ・ハエン)

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ピクアル、アルベキーナ品種から採油されたEVオリーブオイルです。新鮮なフルーツや完熟果実の香りと風味が特徴で苦味や辛味がほどよく際立ちます。オレイン酸、ビタミンEが豊富で、ポリフェノールを多く含み、抗酸化力の強い安定したオイルです。色は収穫の時期、気象条件によって深い緑から黄色まで様々です。

規定酸度:
0.5%未満


Campo de Calatrava (カンポ・デ・カラトラバ)

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コルニカブラ及びピクアル種から採油されたEVオリーブオイルです。若いオリーブ、リンゴ、新鮮なフルーツの香りのほか、口に含むとバランスの取れた苦味が味わえます。生産地域はカスティーリャ・ラ・マンチャ州南部、シウダー・レアル県の中央に広がります。

規定酸度:
0.5%以下


Estepa (エステパ)

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オヒブランカ、マンサニージャ、アルベキーナ、ピクアル、レチン品種から採油されたEVオリーブオイルです。主要品種はオヒブランカです。新鮮なフルーツや完熟フルーツの風味があり、軽い苦味と辛味、そして、ほのかな甘みが特徴のオイルです。
生産地域はエステパ自然地域で、プエンテ・ヘニル村の西地域を含みます。


Gata-Hurdes (ガタ=ウルデス)

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カセレス産マンサニージャ種から採油されたEVオリーブオイルです。フルーティでソフト、辛味はなく、苦味の程度も低いオイルです。完熟オリーブから採油されたものは黄金色で、熟して色が変わる前、または変色中に収穫されたオリーブから採油されたものは緑色です。生産地域はガタ産地自然地区、ラス・ウルデス、ガブリエル・イ・ガラン、バジェ・デ・アンブロス、バジェ・デル・ヘルテ、ラ・ベラで、エストレマドゥーラ自治州の計84の市町村で生産されています。


La Rioja (ラ・リオハ)

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レドンディージャ、レドンダル、アルベキーナ、エンペルトレ、マチョ(又はマチョナ)、ネグラル、ロイヤル(又はロジュエロ)、オヒブランカ、アロニス、ベルディアル、ピクアル、コルニカブラ、マンサニージャ、ブランケタから採油されたEVオリーブオイルです。明るいものから深いものまで緑色が特徴のオイルで、グリーンオリーブやイチゴ、バナナのフルーティで濃厚な風味が際立ちます。時には、アーティチョークやトマト、ピーマンなど野菜の風味も感じられ、苦味はごく僅かです。生産地域はリオハ自治州ですが、中でもラ・リオハ・メディア地域とバハ地域が主な原産地となります。


Les Garrigues (レス・ガリゲス)

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1977年に認定を受けたスペインでもっとも古いD.O.です。ほとんどがアルベキーナ種で、手摘みで収穫されます。早い時期に摘んだオリーブからは、緑がかった色合いでボディがしっかりした若いアーモンドの味わいのフルーティーなオイルが、また、収穫期後半の熟した実からは、黄色みを帯びた、舌触りが滑らかで甘いオイルがつくられます。

主生産地:
カタルーニャ地方レリダ県南部のレス・ガリゲスおよびセガーラ・バハ地域
指定品種:
アルベキ—ナ、ベルディエル
規定酸度:
0.5%未満


Lucena (ルセナ)

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主要品種はオヒブランカ(ルセンティナ)が90%以上、そしてアルベキーナ、ピクアル、レチン、テンプラニーリョ、オカル、カンパニル、チョルオも使われます。ほどよくフルーティで、オヒブランカ特有のほのかなアーモンドの味とマイルドな風味や香りが特徴です。

規定酸度:
0.8%以下


Mallorca (マジョルカ)

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マジョルキーナまたはエンペルトレ、アルベキーナ、ピクアル種から採油されたEVオリーブオイルです。アーモンド風味の甘いフルーティなオイルで、辛味や苦味はごく僅かです。マジョルカ島全域で生産されています。そのほとんどは起伏の多い山の斜面や段々畑で栽培されていて、険しい地域で土地を確保し、オリーブの栽培をしている点がマジョルカの特徴です。マジョルカ島ではトラムンタナ山地のように、いくつかの地域でオリーブオイルが主要農産物になっています。


Monterrubio (モンテルビオ)

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90%がコルネスエロとハバタ(ピクアル)のEVオリーブオイルです。他10%にはモジャル、コルニチェ、ピコ=リモン、モリージャ、コルニカブラが使われます。黄緑色の非常にバランスの優れたオイルです。フルーティでアーモンド風味があり、ほのかな苦味と辛味を有しています。生産地域はエストレマドゥーラ自治州バダホス県の東部に位置していて、ラ・セレナ地域、ラ・シベリア地域、カンピーニャ・スール地域の16の市町村で生産されています。


Montes de Granada (モンテス・デ・グラナダ)

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主に使用される品種はピクアル、ルシオ、ロアイメです。その他エスカラバフエロ、ネグリージョ・デ・イスナジョス、オヒブランカ、ゴルダル・デ・グラナダが使用されます。ピクアルが主要品種で、オイルの力強さを生み出しています。色は緑で、中程度から強度の苦味があり、フルーティなアロマが、様々な果実のフレッシュなアロマをかもし出し、ルシオ・イ・ロアイメが甘みを加えます。酸度は低く、色は緑色から黄緑色までバリエーションがあります。モンテス・デ・オカ自然地域で生産されています。


Montes de Toledo (モンテス・デ・トレド)

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生産地域はスペインの中央、カスティーリャ・ラ・マンチャ州に位置します。同州ではコルニカブラ種のポリフェノール含有率が高く、素晴らしい安定性を誇るEVオリーブオイルを保護しています。オイルの色は黄金色から濃い緑色まで幅があり、フルーティなアロマとアーモンドの繊細な味がします。


Montoro - Adamuz (モントロ・アダムス)

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主要品種はピクアル(ネバディリョ・ブランコ)、ネバディリョ・ネグロ、その他レチン、ピクード、カラスケーニョが使用されます。オレイン酸、ポリフェノールを多く含む安定性に優れたオリーブオイルです。苦味が独特で、他の産地との違いを出しています。

規定酸度:
0.5%以下


Pirego de Córdoba (プリエゴ・デ・コルドバ)

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1993年に認定を受けたD.O.です。最高品質のオイルをつくるため、伝統的な栽培方法が受け継がれている地域で生産されています。

主生産地:
カタルーニャ地方レリダ県南部のレス・ガリゲスおよびセガーラ・バハ地域
指定品種:
アルベキ—ナ、ベルディエル
規定酸度:
0.5%未満


Poniente de Granada (ポニエンテ・デ・グラナダ)

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ピクード、ピクアル又はマルテーニョ、オヒブランカ、ルシオ、ネバディージョ・デ・アラマ・デ・グラナダ、ロアイメから採油されたEVオリーブオイルです。完熟したフルーツ、ハーブ、イチジクなどの幅広いアロマが特徴です。バランスがとれたまろやかなオイルで、苦味と甘みがうまく調和しています。色は黄緑色から黄金色まで、オリーブの収穫時期や生産地域内の気候・地理条件によって異なります。
グラナダ県西部で生産されています。


Comunitat Valenciana (コムニタ・バレンシアーナ)

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多種多様なバレンシア地域特有のオリーブから採油されたEVオリーブオイルです。バレンシアではローマ帝国時代からオリーブの栽培が続けられてきました。幅広い香りがあり、グリーンオリーブ、グリーンハーブ、アーモンドやバナナなどのフルーティな芳香が特徴です。

規定酸度:
0.7%以下


Sierra de Cadiz (シエラ・デ・カディス)

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レチン・デ・セビージャ、マンサニージャ、ベルディアル・デ・ウエバル、ベルディアル・デ・カディス、オヒブランカ、ピクアル、アラメニャ・デ・モンティージャ、アルベキーナから採油されたEVオリーブオイルです。フルーツの味と野生のアロマに満ちたフルーティな香りが特徴のオイルです。軽い苦味と辛味がありますが、調和がとれています。カディス県北東部にあるシエラ・デ・カディスの二つの自然地域で生産されています。リハール山地とアルゴドナレス山地の間に位置し、シエラ・デ・グラサレマ自然公園付近です。


Sierra de Cazorla (シエラ・デ・カソルラ)

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2001年に認定を受けたD.O.です。色は収穫の時期や栽培地域によって濃い緑から黄金色まで様々です。リンゴやアーモンド、イチジクなどのフルーティーな香りで、わずかに苦みがあります。

主生産地:
アンダルシア地方ハエン県東部カソルラー帯
指定品種:
ピクアル、ロイヤルを単独品種またはブレンドで。主品種はピクアル
規定酸度:
0.7%以下


Sierra de Segura (シエラ・デ・セグーラ)

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1993年に認定されたD.O.のひとつです。主要品種はピクアルで、全体の95%を占めています。手摘みで収穫されたオリーブからは、ほんのりとした苦みのある香り豊かなオイルがつくられます。

主生産地:
アンダルシア地方ハエン県の北東部
指定品種:
ピクアル、ベルダラ、ロイヤル、マンサニーリョ・デ・ハエンなど
規定酸度:
1.0%以下


Sierra Mágina  (シエラ・マヒナ)

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生産されているオリーブオイルの99%をピクアル種が占めています。オイルはたいへんフルーティで、わずかな苦みを伴います。色調は、収穫の時期や栽培地域により、濃い緑色から黄金色まで様々です。

主生産地:
ハエン県南部のシェラ・マヒナ一帯
指定品種:
ピクアル
規定酸度:
0.5% 以下


Siurana (シウラナ)

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1979年に認定を受けた、スペインでも古いD.O.のひとつです。全体の90%がアルベキーナ種からつくられていて、手摘みによる収穫が行われています。 レス・ガリゲス同様、収穫時期によって、フルーティなオイルや甘みのあるオイルができあがります。

主生産地:
カタルーニャ地方タラゴナ県のシウラナ川流域
指定品種:
アルベキ—ナ、ロイヤル、モルート
規定酸度:
0.5%未満


Tierra Alta (ティエラ・アルタ)

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主要品種はエンペルトレ種で、エンペルトレとアルベキーナ、モルーダとファルガのブレンドから作られるEVオリーブオイルです。アーモンドや若いクルミのアロマを有しています。生産地域はティエラ・アルタ地域やタラゴナ県のエブロ川河岸地域のいくつかの地域です。