Spain : The Home of Olive Oil | スペインのオリーブオイル

原産地呼称

スペインでは、オリーブオイルの信頼性を高めるため、1970年代からワイン同様、製品の身分を示す原産地呼称制度を実施してきました。 原産地呼称の認定を受けることによって、そのオリーブオイルは、使用品種、生産地域、製造場所などが明確になるだけでなく、酸度、収穫、製造や貯蔵方法など、さまざまな厳しい条件をクリアした、品質の高いオイルであることが証明されます。 現在は、以下の20産地のオリーブオイルが原産地呼称の認定を受けています。

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Antequera(アンテケラ)

以下の品種から採油されたエクストラ・バージン・オリーブオイルです。
オヒブランカ、ピクアル又はマルテーニョ、アルベキーナ、レチン・デ・セビージャ又はソルサレーニョ、ゴルダル・デ・アルチドナ、ピクード、ベルディアル・デ・べレス=マラガ、ベルディアル・デ・ウエバル。主要品種はオヒブランカです。
アンテケラのオイルの特徴はバランスがとれたオイルで、過度に苦くも甘くもなく、誰にでも好評です。口に含むと軽いグリーン・オリーブ、完熟果実、アーモンド、バナナ、グリーン・ハーブのアロマがひろがります。生産地域はマラガ県のアンテケラ低地やコルドバ県の数地域です。


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Estepa (エステパ)

オヒブランカ、マンサニージャ、アルベキーナ、ピクアル、レチン品種から採油されたエクストラ・バージン・オリーブオイルです。主要品種はオヒブランカです。
オイルの特徴は、新鮮なフルーツや完熟フルーツの風味があり、軽い苦味と辛味、そして、時には軽い甘みがあります。
生産地域はエステパ自然地域でプエンテ・ヘニル村の西辺地域を含みます。


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Gata-Hurdes (ガタ=ウルデス)

カセレス産マンサニージャ種から採油されたエクストラ・バージン・オリーブオイルです。フルーティでソフトなオイルで、辛味はなく苦味の程度は低いオイルです。色は、完熟オリーブから採油されたものは黄金色で、熟して色が変わる前又は変色中に収穫されたオリーブから採油されたものは緑色です。生産地域はガタ産地自然地区、ラス・ウルデス、ガブリエル・イ・ガラン、バジェ・デ・アンブロス、バジェ・デル・ヘルテ、ラ・ベラです。エストレマドゥーラ自治州の計84の市町村で生産されています。


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Siurana (シウラナ)

1979年に認定を受けた、スペインでも古い原産地呼称(D.O.)のひとつ。全体の90%がアルベキーナ種から造られていて、手摘みによる収穫が行われています。 レス・ガリゲス同様、収穫時期によって、フルーティーなオイルとスウィートなオイルができあがります。

主生産地:
カタルーニャ地方タラゴナ県を北西から南東に貫くシウラナ川流域の細長い一帯
指定品種:
アルベキ—ナ、ローヤル、モルート
規定酸度:
0.5% 未満


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Sierra de Cazorla (シエラ・デ・カソルラ)

2001年に認定を受けたD.O。色は収穫の時期や栽培地域によって濃い緑から黄金色まで様々。リンゴやアーモンド、いちじくなどのフルーティーな香りで、わずかに苦みを伴う。

主生産地:
アンダルシア地方ハエン県東部カソルラー帯
指定品種:
ピクアル、ローヤルを単独品種またはブレンドで。主品種はピクアル。
規定酸度:
0.7% 以下


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Sierra de Cadiz (シエラ・デ・カディス)

次の品種から採油されたエクストラ・バージン・オリーブオイルです。レチン・デ・セビージャ、マンサニージャ、ベルディアル・デ・ウエバル、ベルディアル・デ・カディス、オヒブランカ、ピクアル、アラメニャ・デ・モンティージャ、アルベキーナ。
オリーブのオイルはフルーツの味と野生のアロマに満ちたフルーティなオイルです。軽い苦味と辛味がありますが、調和がとれています。
カディス県北東部にあるシエラ・デ・カディス内の二つの市町村から構成された自然地域で生産されています。リハール山地とアルゴドナレス山地の間に位置しシエラ・デ・グラサレマ自然公園付近です。


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Sierra de Segura (シエラ・デ・セグーラ)

1993年に認定された比較的新しい原産地呼称(D.O.)のひとつ。主要品種はピクアルで、全体の95%を占めています。手摘みで収穫されたオリーブからは、ほんのりとした苦みのある香り豊かなオイルが造られます。

主生産地:
アンダルシア地方ハエン県の北東部
指定品種:
ピクアル、ベルダラ、ローヤル、マンサニーリョ・デ・ハエンなど
規定酸度:
1% 以下


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Sierra Mágina  (シエラ・マヒナ)

栽培されているオリーブオイルの99%をピクアルが占めています。オイルはたいへんフルーティーで、わずかな苦みを伴います。色調は、収穫の時期や栽培地域により、濃緑色から黄金色まで、さまざまです。

主生産地:
ハエン県南部のシェラ・マヒナ一帯
指定品種:
ピクアル
規定酸度:
0.5% 以下


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Tierra Alta (ティエラ・アルタ)

エンペルトレ種を主要品種としている、又は、エンペルトレとアルベキーナ、モルーダとファルガのブレンドから作られるエクストラ・バージン・オリーブオイルです。
アーモンドや若い胡桃のアロマを有しています。
生産地域はティエラ・アルタ地域やタラゴナ県のエブロ川河岸地域のいくつかの市町村です。


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Baix Ebre-Montsia (バイシュ・エブレ=モンシア)

3種類の原産種(モルーダ、モルット、セビジェンカ、ファルガ)から採油されたオリーブ・オイルです。オイルは軽い甘みがあり、バランスがとれた味が特徴で、アップルやグリーン・アーモンドのソフトな果実風味があります。タラゴナ県のバホ・エブロ地域やモンシア地域で生産されています。


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Baena (バエナ)

1981年に認定を受けた比較的古い原産地呼称(D.O.)。収穫は、手摘み、枝を棒で叩いて実を落とす方法、枝を機械で揺すり実を落とす方法などで行われます。 オイルは果実味豊かで花のような香りがあり、かすかな苦みも感じられます。

主生産地:
コルドバ県南東部
指定品種:
ピクード、オヒブランカ、ピクアル、レチ ンなど
規定酸度:
1% 以下


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Pirego de Córdoba(プリエゴ・デ・コルドバ)

1993年に認定を受けた原産地呼称(D.O.)。最高品質のオイルを造るため、伝統的な栽培方法が受け継がれている地域です。

主生産地:
カタルーニャ地方レリダ県南部のレス・ガ リゲスおよびセガーラ・バハ地域
指定品種:
アルベキ—ナ、ベルディエル
規定酸度:
0.5% 未満


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Poniente de Granada (ポニエンテ・デ・グラナダ)

次の品種から採油されたエクストラ・バージン・オリーブオイルです。ピクード、ピクアル又はマルテーニョ、オヒブランカ、ルシオ、ネバディージョ・デ・アラマ・デ・グラナダ、ロアイメ。
完熟したフルーツ、ハーブ、イチジクなどの幅広いアロマが特徴です。バランスがとれたまろやかなオイルで苦味と甘みがうまく調和しています。色は黄緑色から黄金色まで、オリーブの収穫時期や生産地域内の気候・地理条件によって異なります。
グラナダ県西部で生産されています。


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Mallorca(マジョルカ)

マジョルキーナ又はエンペルトレ、アルベキーナ、ピクアル種から採油されたエクストラ・バージン・オリーブオイルです。
アーモンド風味の甘いフルーティなオイルです。辛味や苦味はごく僅かです。
マジョルカ島全域で生産されています。そのほとんどは起伏の多い山の斜面や段々畑で栽培されていて、険しい地域で土地を確保し栽培している点がマジョルカの特徴です。
マジョルカ島では、トラムンタナ山地のように、ある地域ではオリーブオイルが主要農産物になっています。


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Montes de Granada (モンテス・デ・グラナダ)

主に使用される品種はピクアル、ルシオ、ロアイメです。補助的に使用される品種はエスカラバフエロ、ネグリージョ・デ・イスナジョス、オヒブランカ、ゴルダル・デ・グラナダです。
ピクアルが主要品種で、オイルの力強さを生み出しています。色は緑で、中程度から強度の苦味があり、フルーティなアロマが、様々な果実のフレッシュなアロマをかもし出し甘みを与え金色の補助的に使用される品種のルシオ・イ・ロアイメの存在感を和らげています。酸度は低く、色は緑色から黄緑色までバリエーションがあります。
モンテス・デ・オカ自然地域で生産されています。


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Montes de Toledo (モンテス・デ・トレド)

生産地域はスペインの中央、カスティーリャ・マンチャ州に位置します。コルニカブラ州で、素晴らしい安定性(ポリフェノール含有率が高いため)が特徴のエクストラ・オリーブ・オイルを保護しています。このオイルは黄金色から濃い緑色まで幅があり、フルーティなアロマとアーモンドの繊細な味がします。


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Monterrubio (モンテルビオ)

エクストラ・バージン・オリーブオイルです。このオイルの製造に使われる品種は90%がコルネスエロとハバタ(ピクアル)です。あとの10%にはモジャル、コルニチェ、ピコ=リモン、モリージャ、コルニカブラが使われます。
黄緑色で非常にバランスの優れたオイルで、フルーティで芳香でアーモンド風味があり、軽く苦味と辛味を有しています。
生産地域はエストレマドゥーラ自治州バダホス県の東部に位置しています。ラ・セレナ地域、ラ・シベリア地域、カンピーニャ・スール地域の16の市町村で生産されています。


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La Rioja (ラ・リオハ)

以下の品種から採油されたエクストラ・バージン・オリーブオイルです。
レドンディージャ、レドンダル、アルベキーナ、エンペルトレ、マチョ又はマチョナ、ネグラル、ロイヤル又はロジュエロ、オヒブランカ、アロニス、ベルディアル、ピクアル、コルニカブラ、マンサニージャ、ブランケタ。
オイルの特徴は、緑色(明るい緑色から濃い緑色まで)で、グリーン・オリーブやイチゴ、バナナのフルーティな濃厚な風味です。時には、アーティチョーク、トマト、ピーマンなどの野菜の風味が感じられます。苦味はごく僅かです。
生産地域はリオハ自治州ですが、中でもラ・リオハ・メディア地域とバハ地域が主です。


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Aceite del Bajó Aragon (レセイテ・デル・バゴホ・アラゴン)

2000年に認定を受けたD.O.。透明度が高く、色は黄色で黄金色から古い金色まで様々なトーンを持つ。苦味がなく、かすかに甘味があり、わずかに辛い。

主生産地:
アラゴン地方東部バホ・アラゴン一帯
指定品種:
エンペルトレ、アルベキーナ、オレア・エウルペア・L.品種のローヤル。
エンペルトレは含有量の80%以上を占めなければならず、アルベキーナとローヤルは20%を超えてはならない。
規定酸度:
1% 以下


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Les Garrigues (レス・ガリーゲス)

1977年に認定を受けたスペインでもっとも古い原産地呼称(D.O.)。ほとんどがアルベキーナ種で、手摘みで収穫されます。早い時期に摘んだオリーブからは、緑がかった色合いでボディがしっかりした若いアーモンドの味わいの「フルーティー」なオイルが、収穫期後半の熟した実からは、黄色みを帯びた、舌触りが滑らかで甘い「スウィート」なオイルが造られます。

主生産地:
カタルーニャ地方レリダ県南部のレス・ガ リゲスおよびセガーラ・バハ地域
指定品種:
アルベキ—ナ、ベルディエル
規定酸度:
0.5% 未満